DLm8100 (Disk Library for mainframe)Dell EMC
圧倒的な高パフォーマンスと、冗長化された信頼性
大規模IBM汎用機ユーザ向け大容量仮想テープライブラリー
IBM zSeries向けに完全に統合された仮想テープ・ライブラリ・ソリューションです。
DLm8100内のディスク上にIBMメインフレームの3490、3590のテープドライブをエミュレーションし、高パフォーマンスを実現します。
導入メリット
- テープ関連コスト削減
- テープジョブ処理速度の大幅改善
- 仮想テープドライブ数の増強
- 災害対策としての効率的な遠隔地保管
- 容易な導入と拡張性
こんな課題をお持ちの企業様に最適
- テープライブラリーの置き換えを検討中
- テープI/O処理速度を改善したい
- テープオペレーションを自動化して、管理コストを削減したい
- 外部保管テープメディアを削減したい
- 災害対策として、遠隔地データコピーを検討中
機能・特長
- 仮想テープ・エミュレーション・コントローラー
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- IBM 3480/3490/3590テープ・ドライブ・エミュレート
- ホストのインターフェースは、FICON 4~16本
- VTE1基あたり256のテープ・ドライブ(8つのVTEで最大2,048)
- VTE1基あたり最大600 MB/sのスループット
- (6つのVTEで最大4.8GB/sのスループット)
- 透過的なメインフレームテープ管理システム
- 最大16TBの仮想カートリッジサイズ
- カートリッジサイズではなく、データに基づくディスクの消費
- ハードウェア圧縮のサポート(次世代NASストレージの場合)
- WORM(Write Once, Read Many)テープ対応
- バックエンド・ストレージ
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- 次世代NASストレージと、重複排除ストレージのサポート
(または両方のストレージ・タイプの同時サポート) - ミッション・クリティカル環境向けにハイエンドストレージの選択も可能(詳細は、弊社までお問い合わせください)
- ファイルとして全てのテープイメージを保存
- 全てのVTE間でテープボリュームを共有
- メインフレーム上での処理のパフォーマンスに影響しないIPレプリケーションが可能
- 次世代NASストレージと、重複排除ストレージのサポート
- 導入環境
- IBM z/OS
EMC DLm8100
VTEの数 | 2~8 |
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接続性 | FICON(8Gb) |
ホスト・チャネルの数 | 4~16 |
仮想テープ・ドライブの数 | 最大2,048 |
最大容量(有効容量)*1 | 40TB~2.4PB |
重複排除容量(論理容量)*2 | 最大11.4PB |
パフォーマンス | 最大4.8GB/秒 |
キャビネットの数 | 2~16 |
*1 次世代NASストレージ選択時(非重複排除)
*2 重複排除ストレージ選択時
災害対策ソリューション 構成例
遠隔地にあるDLm8100へレプリケーションする災害対策ソリューションでは、標準的な次世代NASストレージによる保障されたレプリケーションの他、ハイエンドストレージによるミッション・クリティカルな環境に対応する同期方式の実現が可能となります。
また、重複排除ストレージを選択した場合、重複排除されたデータのみを送信することで回線費用を抑え、効率的に災害対策サイトへデータをレプリケーションできます。